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raspberry pi 3 model B ヒートシンクケース アーマー金属ケース、冷える??

6年前6年前
Raspberry Pi, オーディオ

Raspberry pi ですが、こーいうちっちゃなガジェット、大好き!です。ラズパイが登場したのは2013年頃だったでしょうか。初号機から全部手元にあります。現役でTVの後ろで動いているRaspberry pi 2 model Bもあり、生活の一部化しているものあります。Zero Wも5枚くらいあったんですが、一度も”火”を入れず、知り合いにあげたりして今は1枚だけです。まー、そんなこんなのラズパイ生活です。

Index

  • Raspberry Piのケース
  • 開封
    • まずは開封
    • 同梱品
    • スペック
  • 取り付け
  • (試験結果)さて、どれだけ冷えますかー!??
    • 温度測定方法
    • 試験結果
    • 結論
  • おまけ試験【ヒートシンク温度】

Raspberry Piのケース

それで、いつも悩むのがケースです。さすがに常用運転するのに、裸では如何ともしがたく、今までもたくさんのケースを買っては気に入らず、DIYするかと意気込むも時間が取れずで過ごしてきました。

一番気にしているところは放熱性能です。熱くなると、性能が落ちるのは目に見えていますし、耐久性も心配です。あとは、精神衛生上もよろしくないです。

先日、アマゾンを何気なくみていると、広告でRasPi関連グッツが表示されました。その中で、おおおおっ!!!となったものがありました。

「Geekworm社 Raspberry Pi(ラズベリーパイ) 3 Model B+/ 3B 用アーマー金属ケース」

Yahooショッピング等、他のサイトを見てますと、「RICHEN社」等、他の会社からも発売されている様です。写真を見る限り、同じ商品だと思われます。

Geekworm Raspberry Pi(ラズベリーパイ) 3 Model B+/ 3B 用アーマー金属ケース パッシブ冷却/シェル熱放散 ラズベリ

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Relawer
Amazon
Yahooショッピング
楽天市場

ヒートシンクが波なみしてるぜーー!!安いぜーー!! →ポチっとな。

次の日の夕方には到着です。

開封

まずは開封

デカい箱を想像していたのですが、結構小さい箱でやってきました。

同梱品

・ネジ

・六角レンチ

・熱伝導シート(4種類)

・マニュアル

必要品はすべてありますので、用意するものはありません。

スペック

・公式サイト:Armor_Case

・材質:アルミ合金

・サイズ:8.5cm x 5.5cm x 2.2cm

・重量:96g(素人測定です。料理用のスケールにて測定)

・対応RasPi:Raspberry pi 3 model B / model B+ (ちゃんとPoEの穴も空いてます)

取り付け

取り付けは難しくないですが、1点注意があります。

今回、私は「Raspberry pi 3 model B」に取り付けました。「model B」と「model B+」では、CPUのパッケージが異なります。

同梱品に熱伝導シールがあるのですが、よーーく見ると厚さが異なるシートがあります。

「model B」→分厚い方 CPU高が低い為

「model B+」→薄い方 CPUが一丁前なパッケージングされているので、CPU高さがある為

よく見ないと間違えそうな感じです。あと、メーカから一応動画もUpされております。

取り付け方(youtube)

チョイチョイと取り付けて、完成です。

(試験結果)さて、どれだけ冷えますかー!??


公式サイトには、「ビッグヒートシンクデザイン:Piがオーバークロックした時に冷たいままに維持出来ます。テストによって温度は30-37℃まで下げる可能です。」
とあります。ほほー。言い切っちゃって大丈夫すか!??

温度測定方法

【試験環境】

・Hardware:Raspberry pi 3 model B
・OS:Raspbian ver.2019-06-20
・負荷ツール:stress(aptからインストールできます)
・測定温度:CPU温度(vcgencmd measure_tempで取得)
・室温:31℃

【参考させていただいたサイト】
・Raspberry Pi CPU周波数、CPU温度、CPU使用率の取得Pythonスクリプト
・EC2でサーバーに負荷を発生させる stress ツールを使ってみる

【試験方法】

負荷ツールは、5分間、スレッド4つを100%に張り付かせたまま、高負荷状態を作りました。その後、負荷ツールを止め、どの様な温度変化が有るのかも併せて測定しました。

3つのパターンに分けてCPU温度の測定を行いました。

①ヒートシンクをなにも付けずに裸の状態

②ヒートシンクケースを装着しての測定

③(参考)ヒートシンクケースを装着+扇風機(中の強さ)で風を当てる

試験結果

試験パターン min温度 max温度 負荷0%で室温との差
①ヒートシンクケース:なし 44.0℃ 82.2℃ 13.0℃
②ヒートシンクケース:有 40.8℃ 70.4℃ 10.8℃
③(参考)ケース+扇風機 38.6℃ 60.7℃ 7.6℃

・(×)結果だけみると、「看板に偽りあり」です。こんな数字は書かない方が良いですねー。

・(○)ケースのみですとこの室温下で70.4℃まで上がりました。(室温+39.4℃)。ただ、Raspberry Piは85℃までであれば動く設計になっている様ですので、「セーフ」かと思います。

・(◎)作りは中華にしては良く出来ていると思います。バリ等ありませんでしたし、寸法もピッタリです。

・(○)扇風機を当てるとさすがによく冷えます。FANを付けての冷却は「有」です。

・(△)このケースを付けると、ヒートシンク上面が常時ほんのりと暖かくなります。HATで何か載せるときは注意が必要かと思います。

・(検討)実は、FAN付き製品も販売されています。高負荷で長時間ぶん回すのであれば、ファン騒音覚悟でFAN付きをおすすめします。

結論

結論から言うと、30-37℃で安定するということはありません。そもそも、この指標の温度、表面温度!??CPU温度!??ですねー。

ただ、ちっちゃいヒートシンクを付けるよりかは圧倒的に冷えます。また、ファンを付ければより効果的に冷やせることはわかりました。買いか?見送りか?と言われると

私は、「買い」です。

 

おまけ試験【ヒートシンク温度】

・ヒートシンクの温度がどこまで上がるのか、追試してみました。室温が高い状態なので、すこし意地悪な試験環境ですが、やはり「看板に偽りあり」ですねぇ。

「②ヒートシンケース:有」負荷0%定常状態:シートシンク温度 40.0℃

「②ヒートシンケース:有」負荷100%(4スレッド)状態:シートシンク温度 46.3℃

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Raspberry pi, Case

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